まつげダニについて 繁殖しないように気を付けて頂きたいこと
マツ育サロン me lash (アイミーラッシュ)です。
私が担当させて頂いているお客様の半数以上が40代~70代のお客様ですので、お悩みなど是非お気軽にご相談下さい。
まつ毛ダニについてです。
✓メイク残りがあるけどそのままにきちんと落とせていない
✓目の際に皮脂が溜まってポロポロ取れる
✓目の際がモゾモゾ痒い
そのままにしておくと、まつげダニの繁殖に繋がってしまうことがあります。
もしくはもう繁殖してしまっている可能性も。
まつげダニの特徴やどうしたら繁殖しないかをご案内します。
まつげダニの種類
人に寄生するダニは2種類
まつげダニは顔ダニの一種で和名では
毛嚢虫(もうのうちゅう)や毛包虫(もうほうちゅう)と呼ばれ、毛根や皮脂腺などヒトの皮膚に生息している寄生虫です。
現在、人に生息するダニは2種類。
学名:Demodex folliculorum(デモデックス フォリキュロラム)
大きさは0.3~0.4mm、幅0.05mm。
形は一般的に知られるダニとは著しく異なり、細長いイモ虫状であるのが特徴です。生まれてから死ぬまでの全生活過程(生活史)は卵→幼ダニ→前若ダニ→後若ダニ→親ダニの5つの段階からなります。全てのステージでヒトの毛根周辺部に寄生して生活しています。
学名:Demodex brevis(デモデックス ブレビス)
毛根周辺に生息するDemodex folliculorum(デモデックス フォリキュロラム)とは異なり、皮脂腺やマイボーム腺の深部に生息しているのが特徴です。
体長は0.15~0.2mmと短めであることからコニキビダニとも呼ばれます。繁殖活動も皮脂腺やマイボーム腺などで行います。
これらダニは、頬や前額部、鼻、外耳道などの特に皮脂の分泌が盛んな部分でも繁殖しやすい傾向にあります。
肉眼で観察することは難しいですが、約40倍に拡大すると視認することができる程度の大きさです。
人体にとって、まつげダニが寄生すること自体はさほど問題ではありません。
では、どのような場合に不快症状の引き起こすのでしょうか?
まつげダニが不快症状を引き起こす原因
まつげダニは目元の皮脂やマスカラの繊維などをエサにして生活しています。
なので、睫毛の際にメイクの残りがこびり付いていたり
フケのようなものが付いていると睫毛ダニの繁殖率が上がってしまうんですね。
通常のクレンジングや洗顔などを行っていれば、まつげダニの影響で目元のトラブルが発生する可能性は低いです。
しかしマツエクを装着していると、マツエクのモチを良くするために
「目元はあまり触れません」ってお客様もなかにはいらっしゃります。
クレンジングがいきとどいていないと
不衛生な状態=まつげダニのエサが豊富ということに繋がります。豊富なエサ場を得たまつげダニは、急速に繁殖する場合があります。
まつげダニが繁殖するとおこること
×かゆみが発生
×目がコロコロする
×睫毛が抜ける
×睫毛が細くなる
×まつげ美容液の効果が期待できない
このようなことが起こってきます。
まつげダニが好むPh
ph(ペーハーまたはピーエイチ)について少し触れておきます。
Phは酸性やアルカリ性なんですが、ダニや菌はアルカリ性を好みます。
ダニ、菌はPh値10.5までしか生存できません。
その他カビはph4~ph6
細菌ph6~ph8
顔ダニph10.5で繁殖します。
まつげダニが繁殖しているか判断するには?
じっくりとお目元を見た時に
「まつげダニがいるのでは?」
「これからまつげダニが大繁殖しそう」と疑うには、まつげ周辺の様子だけで十分です。
毛穴詰まりやフケなどのいわゆる酸化した皮脂はまつげダニの大好物で、ダニが繁殖するための格好のエサ場となるためです。
化粧残りのこびり付きも同じ理由が考えられます。
特に夏場は目もとが乾燥しやすく皮脂の分泌が活発になり、お手入れがおろそかになるとすぐに「まつ毛ダニ」が繁殖する環境が整ってしまいます。
まつげダニが繁殖してしまいそうなお客様へのご案内
伝え方によっては、お客様を不快にさせてしまうかもしれないデリケートな話題なのですが、
お化粧残りや皮脂が溜まっていることで共通して起きてしまうのは
まつげが弱ってしまうということです。
健康なまつ毛でマツエクやまつげパーマを楽しんで頂きたいので
見て見ぬふりをしてお伝えしないということはこちらも心が痛みます。
現状を改善する=大切な睫毛を育てていってほしい
のでどうか耳を傾けて頂けます幸いです。
お化粧残りがある場合
使っているメイク用品、クレンジングなどを話題にお化粧残りが
あることをお伝えし、クレンジング方法などを見直して頂いています。
フケのような皮脂が付着している
目の痒みなどを確認しています。
お化粧残りがある方に比べると、睫毛が細くなっていたり
少なくなっていたり、睫毛へのダメージが既に出ている場合が多いです。(全員にあてはまる訳ではありませんが、私の経験上。)
お客様にアイシャンプーをさせて頂いています
このような原因は
クレンジングなどが不十分な状態が続いていたことが考えられるので
お目元のシャンプーをして頂くと改善に繋がります。
アイシャンプーとは
アイシャンプーを続けていると、睫毛ダニの繁殖が止まったという
データも出ています。
またお化粧残りが拭き取りきれない場合は
オフさせてもらうなど、メニューの変更を提案することもございます。
マツ育サロン eye me lash
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